働き方改革が話題となり、企業だけでなく家事についても負担軽減が見つめ直されています。子どもが家事を手伝い、お小遣いをもらう家庭内アルバイトも有効な一つの手段です。
では、どうやって家庭内アルバイトを進めるのか?
今回は、お小遣いに『基本給と歩合給』を合わせた家庭のお小遣い事情を紹介します。
気になる方はぜひお読みください。
『あわせて読みたい』別記事:ーそもそも、お小遣いはいつからあげたらいいの?ー
Tさん家庭のおこづかい事情
小1(6歳) 女双子
100円+お手伝いの度に10円
100円は月一回、お手伝いの度に10円
大人で言う基本給と歩合給と同じにしています。毎月100円お手伝いは10円の項目を決めて自発的にやってくれた場合に加算。基本的には、直接現金を子供に渡すことはなく親が管理してためておく。本人に買いたいものがあるときにはお年玉なども含め貯金されたものから買う。
Tさん家庭のおこづかい教育の内容
我が家のお小遣いは大人の給料と同じ感覚で、『基本給+歩合給』です。前提として、お年玉やお小遣い、子供あてのお金はそれぞれに通帳を作って貯金しています。お小遣いは少額のため、クッキーの空いた缶などに入れて管理しています。
毎月100円(学年×100円)が基本給になる部分、お手伝いによる臨時収入が歩合給になる部分です。 お手伝いの内容は成長に応じて変えています。
年齢に応じてお手伝いの内容を変えているので、学年が上がってお手伝いできて当然と思うものは、お小遣い加算なしになります。
ちょっと頑張ってできることをお小遣いのもらえる項目として設定すると、子どもたちは頑張ってやろうとしてくれます。
学年が上がるにつれてお小遣いのもらえるお手伝いのレベルを上げると、親も家事をやってもらって助かります!
保育園年中さんからこのお小遣いシステムを取り入れていますが、子供にとって数を覚えるきっかけにもなりましたし、小学生になった今、足し算などの計算をするきっかけにもなっています。
何か買いたいものが出てきたときには、お小遣いでためたものの中から使わせるようにしています。 金額によっては、お年玉などの貯金にも手を出すことがあります。
中学・高校生まで大きくなったら歩合給にはテストの成績なども入れるのも、子供の刺激になっていいのかなとも思っています。
いずれにせよ、お金を手にするということは社会の一員になるということを教えるために、家庭内ではあるものの大人と同じシステムを取り入れています。
社会のアルバイトだけでなく、家庭内のアルバイトをしてお金を稼ぐ経験でも十分有効であると考えられています。子どものお小遣いに、『基本給と歩合給』の考えを取り入れたのは、おもしろい試みですね。
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