子どもは家でだらだらと過ごしがち。でも、子どもに手帳を渡して、お小遣いをあげると、自分からやらないといけないことをやるようになるんです。
では、どうやって手帳とお小遣い制を始めるのか。
今回は、子どもに手帳とお小遣い制を始めてみたNさん家庭のお小遣い事情を紹介します。
子どもに、自分から動くようになってほしいと思う方は、ぜひお読みください。
『あわせて読みたい』別記事:ーそもそも、お小遣いはいつからあげたらいいの?ー
Nさん家庭のおこづかい事情
9才女
7才男
10日に1回、上の子100円、下の子50円
10日毎
お小遣いをもらえる手段の1つとして手伝いもあり。
(我が家では、子どものやることリストの項目のひとつとして「お手伝い」がある)
Nさん家庭のおこづかい教育の内容
私が、子どもたちにもそろそろ自分でお金の使う意味やその大変さを知ってほしいと思い、下の子が小学校入学を控えたタイミングで始めてみたおこづかい制。
ただ、あげるだけでは意味をなさない。ということで育児雑誌や子育てサイトなどを色々見て考えたのが手帳制でした。手帳に書き込むやり方を我が家流にアレンジを加えました。
親が子どもにやってほしいこと、習慣付けてほしいことを子どもたちが自発的にやれるような方法はないものか、あれこれと考えました。そして、100均に子どもと出かけ、子どもが気に入った手帳を選んでもらい、購入。
子どもが選んだ手帳は、見開きのマンスリータイプで1日ごとに予定などを書き込めるタイプでした。 その手帳に1日のやることを子どもと相談しながら記入していきます。
たとえば、学校から帰宅して洗濯物を出す、宿題、時間割をする、習い事の宿題をやる、片付けをするといった具合です。こういうことは、親の立場からすると、親が言わずとも子どもが自分でやってほしいことだと思います。
また、家にいるであろう週末には「お手伝い1つ」、「なわとび」、「ストレッチ」といったことも書きます。
そして、子どもが自分でできたら、手帳のリストを線で消していく、全部消すことが出来て1日とカウント、かつそれが10日間続けばおこづかい支給というスタイルにしました。
まず、上の子で約1ヶ月始めてみました。下の子には、何をしてるんだろう、気になるなぁという気持ちを持ち始めた頃に下の子も始めました。支給されてたおこづかいは貯めてもよし、使ってもよし、特に親からは指示はしていません。
ただ、上の子は貯めたお小遣いで、まず貯金箱を購入したのにはびっくりしました。下の子は有り金使ってお菓子を購入でした。性格の差がお金の使い方に現れるなと親も学びました。現在もこのやり方で継続中です。
慣れてくると、やらなきゃいけないことのリスト作りはお母さんが作るというスタイルから、お父さんと子どもが週末に一緒に話し合い、書き込むというものに変えてみました。
平日仕事でなかなかコミュニケーションが取れない父子の時間も作ることができるし、これでまた効果があればこのスタイルで定着できればと思っています。
手帳制とおこづかいを組み合わせたことで、やることの見える化、それをきちんとこなせるだけの計画性、そして継続することでおこづかいをもらえるというモチベーションの維持に繋がればいいかなと考えています。
子どもは、家ではだらだらと過ごしがち。しかし、毎日のやることを見える化すると、子どもは家でやることが分かり、やる気アップに繋がります。子どもを叱ることなく、褒めて伸ばしてあげれますね。
【あわせて読みたい】他の家庭のおこづかい教育についてはこちら↓
コメントを残す