子どもは、お金の価値やお金を手に入れる大変さを知ると、お金を大切にするようになります。
では、どうやってお金の価値を知るのか?
今回は、お手伝いとお小遣いで、お子さんがお金の価値を学んだFさん家庭を紹介します。
子どもがどのような様子だったのか知りたい方は、ぜひお読みください。
『あわせて読みたい』別記事:ーそもそも、お小遣いはいつからあげたらいいの?ー
Fさん家庭のおこづかい事情
お子様の年齢もしくは学年
9歳息子
7歳娘
1回にあげるおこづかいの額
お手伝い1つにつき10円(ちょって難しいお手伝いに関しては20円、30円など値段を変えています。)
週末にお手伝いをやった回数の合計金額を渡しています。
おこづかいを与える間隔
1週間に1回
おこづかいとお手伝いの関係性
お手伝いをした分だけもらえるので、お手伝いをしないと小遣いは無しになります。
Fさん家庭のおこづかい教育の内容
わが家には、小学4年生の息子と小学2年生の娘がいます。 今までは、お金に興味がなく、一緒に買い物について来て自分の欲しい物が買ってもらえるという感覚でした。
親としては、子どもに自分で物を買うという経験をさせたいと思いがありました。そこで、お菓子を買える程度のお小遣いを子どもに渡し、子ども達だけでお店に行って目的のお菓子を買ってくるようにさせました。
すると、子ども達はお金があれば好きな物が手に入ることがわかり、常にお金を欲しがるようになってきました。
お小遣いをただあげるだけでは、お金の価値や大切さ、お金を稼ぐ苦労というのも知らずに育ってしまうのではと心配になり、お手伝い表を作ることにしました。
お手伝い表を作ることにより、大人になって社会に出た時に、仕事をして働いた分、給料をもらえるという仕組みがわかると思ったからです。
お手伝いの項目には、洗濯を干す、畳む、食器洗いなど、家の中で子どもが出来そうな仕事を書き出しました。 一つのお手伝いにつき、10円とし、子どもが自分で計算しやすい設定にしました。
そうすることによって、子どもが家事を覚えたり、親の負担も軽くなるメリットがあったりしました。子どもも、お小遣いをたくさんもらおうと意欲も出てきて、積極的にお手伝いをするようになりました。
今では、その日、その日で計算して、週末、合計の金額をお小遣いとして渡すようにしました。
子ども達も自分がどれだけお手伝いをして、どれだけの成果があったのか、お小遣いをもらうことで、自分が頑張ったという達成感や次の週への意欲も高まりました。
段々と慣れてくるとお手伝いをやらない日が出てくることもありましたが、お手伝いをしなければお小遣いはもらえず、欲しい物も買えないので、自ずと仕事をしなければ稼ぐことはできないということを学べるのではないかなと思います。
自分の欲しい物が高額の物になっていった時には、自分でお小遣いを貯めて買うようにしていこうと考えています。
今後、お金を稼ぐことだけでなく、自分でお小遣いを貯めるようになったときは、さらに自分でお金を管理する力を伸ばしていきましょう。
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