<重要>子どもがお小遣いを自分で管理できるようになる方法とは<Mさん家庭>

子どもが楽しくお小遣いを貯めることができれば、子どものお金を管理する力がぐんぐんと伸びていきます。そのためには、親子の話し合いの場が大切です。

では、どうやって親子の話し合いの場を作るのか?

積極的にお小遣いについて話し合いの場を作っているMさん家庭のお小遣い事情を紹介します。

気になる方は、ぜひお読みください。

1.おこづかいをあげるときの基本システム ~お金の管理を考えよう~

①まず、簡単なおこづかい帳を用意してあげます。
 日付、内容、金額、残高の4項目があれば十分です。

②毎月の土曜日の数をカレンダーを見て数えます
 土曜日の数 × 100円 = 基本のおこづかい

前月の様子を、親子でおこづかい日に一緒に確認します。
 ・前月に使ったお金を、自分でおこづかい帳に記録できているか。
 ・使った内容がわからないものがないかどうか。
 ・お財布の中身と、おこづかい帳の残高があっているか。

(お小遣いの管理を達成できている場合)もし子ども自身でお小遣いを管理できていれば、その月のおこづかいにボーナス100円をプラスします。
 おこづかい = 基本のお小遣い + 100円
これでだいたい、平均600 円/月 のおこづかいを、子供たちはもらっています。

⑤(お小遣いの管理を達成できていない場合)子ども自身でお小遣いを管理ができていなければ、基本のおこづかいのみあげます。

ここでポイント!
お小遣いの管理がすべてできていなくても‥「お金の管理について親が一緒に考えてあげます。」
 例1.一緒に計算をやり直してみる。
 例2.「この日は何をしていたかな?」と、支払い内容を思い出すサポートをする。
 例3.「お母さんやお父さんに借りたお金はないかな?」と、借りたお金について考えさせる。
 例4.「5円くらいなら、ちょっと見逃しにしておこうか。」と、あまり厳密に考えすぎないおおらかさを認める。

自分でお金の管理について主体的に取り組むことで、親と一緒にお金の感覚を身に着けていきます。

このようにして、自分の持っているお金を、自分で管理することを子どもに練習させるのが我が家のやりかたです。

2.おこづかいは全部自由に使わせているか? ~おこづかいから何を考えさせるか~

我が家では、おこづかい額の算出だけでなく「お金はすべて自由に使ってよいのか」ということも一緒に考えていきます。

具体的には、もらったお小遣いを次の3つに分けていきます。
 ①おこづかいの3分の1(目安)は貯金にする。
 ②自分で決めた額(10円 ~ 100円)を募金用に取り分ける。
 ③余った額を自分の自由なおこづかいにする。
③のおこづかいは、普通のおこづかいなので、説明不要とします。①と②の説明を次にしていきます。

①貯金のとりわけの意

まず、子どもに、「貯金をすることで、大きな金額のものも、自分の意志で買うことができる」ことを、おもちゃ売り場などに立ち寄るときに、話しておきます。

つまり、おこづかいを毎月ためておくことで、親の意志とは関係なく、購入の選択の自由と責任が子ども自身にあることを意識させておきます。

そのうえで、毎月初めのおこづかい日に親子で話し合った上で、どれくらいの割合を貯金に回すのか、子どもに決めさせます。

貯金は貯金袋(小銭でもやぶれないような袋、簡単な帳簿の紙程度)に入れてきます。

1年も習慣として続けていれば、親に何も言われずに欲しいものが買えるので、子どもも我が家のお小遣い制に満足している様子です。(ちなみに、未就学時期から始めているので、貯金は当たり前だと思っている様子です)

また、今月はいつもより多くゲームしたい!というときにも、子どもはお小遣いを使ったりしています。親としてはいざというときの貯金の意味を少しでも分かってくれると良いと思っています。

②募金のとりわけの意味

これは、自分のためではないお金の使い方を教える意味で取り組んでいます。
子どもだけでなく、大人も一緒に取り組むことで、何か月に1回くらいのペースで募金活動ができます。

我が家では、子どもに活動内容が分かりやすいセーブ・ザ・チルドレン(ユニセフ)に募金をしています。

定期的に活動報告レターが送られてくるので、子どもたちも、自分たちのお金で救える命があることに実感が湧いている様子です。募金をすることで、子どもの視点が世界に広がります。


親があげるおこづかいで、子どもの考えが一気に広がるのであれば、はじめの「おこづかいの管理ができたら+100円のボーナス」は、決して高い子どもへの投資ではないと思っています。

実は、+100円のボーナスは、管理ができるということよりもむしろ、募金に回せる余裕資金を作り出す、ことに意味があると思ってあげています。

我が家のお小遣いのシステムまとめ

これを姉妹が共に未就学時代からずっと続けて、今、上の子どもは小学生の高学年に上がりました。

子どもがどれくらいの金銭感覚を身に着けているのかは、もう少し大きくなったら分かるのかなと、親としては思います。期待しすぎずに待ちたいです。

桜木きよ先生から
お小遣い制の決まりを確立されていますね。決まりが明確になっていて、子どもが分かりやすく楽しくお金を管理することができると思います。

また、親子で話し合いの場を設けているところが素晴らしいです。親子の話し合いを多くもつと、子どもはどんどん伸びていきますね。

(別記事)-子どものおこづかいの与え方に迷ったら、おこづかい会議を開こう-

桜木きよ先生 プロフィール

2019年2月4日

【あわせて読みたい】他の家庭のおこづかい教育についてはこちら↓

お手伝いの対価にお小遣いをあげる方法とは<お金の価値を学べる><Nさん家庭>

2019年6月2日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です