お祭りでは、子ども向けの気になる出店や商品がずらりと並び、子どもはいろんなものが欲しくなります。そのため、子どもがお小遣いの使い方を学べるチャンスがいっぱい。
では、子どもは実際お祭りでどのようにお小遣いを使うのでしょうか?
今回は、お祭りで、子どもにお小遣いをもたせてみたKさん家庭を紹介します。
子どもが祭りでどんな様子でお小遣いを使うのか知りたい方は、ぜひお読みください。
『あわせて読みたい』別記事:ーそもそも、お小遣いはいつからあげたらいいの?ー
Kさん家庭のおこづかい事情
お子様の年齢もしくは学年
7才娘(小2)
5歳娘(年長)
1回にあげるおこづかいの額
1000円
おこづかいを与える間隔
不定期:お祭り等催し物がある時だけ
おこづかいとお手伝いの関係性
お手伝いの有無は関係なし
Kさん家庭のおこづかい教育の内容
今のところ、毎月の決まったお小遣いはまだあげていません。高学年ぐらいになってから決まった額をあげようと思っています。唯一あげているお小遣いは、近くでお祭りなどがあるときに、1人1000円ずつあげています。
昔は、買いたいといったものを、次々買ってあげていました。しかし、子どもに金銭感覚を養わなければと思い、心を鬼にしてお金について方針を変えました。
「1人1000円だけね。これで好きなのを買っていいよ。でもよく考えてね。500円の2つ買うとすぐなくなっちゃうよ、お祭りで使ってしまうんじゃなくて、取っておいてもいいよ。」
「お金を取っておけば、帰りに、百均に行って好きなのを9個買うことも出来るよ。自分が好きなように買っていいけど、買う前によーく考えて買うんだよ。」と、自分で考えて買うように言いました。
妹の方は、欲しいのがあると、すぐに「これ」といって買ってしまい、お祭りで欲しいものを3つ買って終わりでした。
お姉ちゃんの方は、出店を端から端まで見終わってから、もう一度戻り、たくさん悩んでから買いました。買い物するたびに、あと残りいくらあるというのを確認しながら買い物をして、最後に100円だけ残りました。
私は、100円じゃ何も買えないなぁと、お金を足してあげようかなぁと思いましたが、ぐっと我慢して、子どもの様子を見守りました。ずっと見て回り、やっとチョコバナナが100円で買えました。これできれいに1000円を使い切りました。
お姉ちゃんは使い切った事が嬉しそうでした。妹は今度のお祭りでは「あれ買わない?」と次回のお祭りの事を考えていました。二人とも満足したかは別として、いい勉強が出来たかなと思いました。
親の私も、お金を出してあげたい気持ちを我慢してこらえることが出来ました。
お金を計画的に使うことができたり、衝動買いをしてしまったりと、祭りでの買い物は、子どもがお金をいかに有効的に使えるかを学ぶチャンスです。
子どもにお小遣いを持たせて、いろいろと考えさせてみてはいかがでしょうか。
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