小学生のお小遣いの与え方は、大きく分けて4つあります。私は、これまで20以上の家庭のおこづかい事情を紹介してきました。紹介してきた中には、驚く方法でお小遣いを与えている家庭もありました。
では、どんなお小遣いの与え方があるのか?よくある家庭のお小遣いの与え方から考えてみましょう。
よくある家庭のお小遣いの与え方とは?
お手伝いをするとお小遣いがもらえる
- 箸をならべる・・10円
- 器を片づける・・10円
- 風呂洗い・・100円
このように、お手伝いをすることによって、お小遣いがもらえる方法です。
子どもが欲しいものがあれば、お手伝いをたくさんするなど、家庭内アルバイトのような形になります。
定額のおこづかいをやりくりする
毎月○○円や毎週○○円というように、定期的にお小遣いがもらえる方法です。子どもが自分でお金をやりくりします。
子どもが欲しいものがあれば、お金がたまるまで我慢をしてお金を大切にとっておくようになります。
遊びに行くときだけ、お小遣いがもらえる
子どもが友達と出かけるときなど、お小遣いが必要な時にお金がもらえる方法です。友達と出かけた先での昼食代を含む場合などがあります。残ったお金が子どものものになるとなっていれば、子どもの無駄遣いが減ります。
これまでになかったお小遣いの与え方とは?
業務委託の形のおこづかいの与え方
業務委託の形のお小遣いとは、親がお金を子どもに先に払い、子どもはそのもらったお金で家事をする方法のことです。
例えば、スーパーに買い物に行ったときに、買い物をなるべく安くすることができれば、残りのお金はお小遣いとしてもらうことができます。業務委託を受ける企業のように、いかに利益を出すのか子どもに考えさせる方法です。
業務委託のおこづかいの与え方 実践例
はじめに申し上げますと、うちにはお小遣いはありません。
うちは、例えるならば業務委託制でお小遣いを与えているのです。
草取り業務・ポスティング業務・野菜の仕入れ業務など、色々な業務を切り出して、委託料を支払い、その委託料を予算として業務を遂行してもらい、利益をあげさせるといった方法でお小遣い教育をおこなっております。
たいていの家庭はお小遣いを子供に与えるだけか、あるいはお手伝いのお駄賃として与えているかと思います。
うちの子が小学生に上がったばかりの頃はお皿洗いやトイレ掃除などの労働に対する対価としてお小遣いを与えていましたが、学年が進むに連れて漸進的に業務委託制へ移行していきました。
この業務委託制を始めた理由は、業務委託制お小遣い教育を通じて、お金を稼ぐことの大切さだけでなく、社会でのお金の回り方や仕事の産み出し方などを学んで貰いたい、社会は与えられるばかりの甘いところではないと親心なりに教えたいと思ったのです。
永久就職という概念が崩れてきた今日の日本において、仕事は与えられるばかりではなく、自ら創る時代に。そんな時代を生きるだろう子供だからこそ、時代に合ったお小遣い教育をしたいと考えています。<Iさん家庭>
おこづかいの与え方 まとめ
これまでに、4つのお小遣いの与え方を紹介しました。
- お手伝いをするとお小遣いがもらえる
- 手額のお小遣いをやりくりする
- 遊びに行くときだけ、お小遣いがもらえる
- 業務性委託型のお小遣い
お子さんのためになるお小遣いの与え方はどれでしょう?お小遣いの与え方は、子どもにあった与え方を探すのが一番良いです。親だけで決められなければ、お子さんと相談してみてください。おこづかい会議を開きましょう。
20以上の家庭のおこづかい事情をリサーチした結果、どの家庭でもお子さんのためになるように考えていることが分かりました。どのお小遣いの与え方が良いのか、じっくり考えてみてください。
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