子どもが「買って買って」と泣く。そんな困ったときはどうする?

売り場で「買って、買って」とわがまま言って泣きじゃくり、子どもが親を困らせたことはありませんか?

こんな経験をすると、親は、もう二度とわが子を売り場には連れて行きたくないと思ってしまうことがあるでしょう。

子どもの「買って買って」攻撃を、親が反撃する方法を紹介します。しかも、この反撃方法は、泣き顔をとめて、わが子を成長させるための反撃になるのです。

子どもの「買って買って」攻撃への反撃の仕方を考えてみましょう。

作戦1:買って買って攻撃の子どもの気持ちを知る

子どもがどうして買ってほしいのか、気持ちを聞いてみましょう。

  • みんなが同じものを持っているから?
  • 友達が持っていて自慢されたから?
  • 商品の箱やパッケージが魅力的だから?
  • 親にお願いすれば、なんでも買ってもらえると思っているから?
  • ただその時の気分?

いろんな理由がありそうですね。また、理由は1つだけでなく、いくつもの理由が含まれている場合があります。

子どもに「どうしてそんなに欲しいの?」と、心穏やかに聞いてみましょう。

泣いている本人にすら、買ってほしい理由が分からないときがあります。どうしてほしいのか、親が優しく聞いていくことで、子どもの気持ちの整理をさせてあげましょう。

作戦2:親は毅然(きぜん)とした対応をする

子どもは、泣いたり、甘えたり、わがままを言ったりして、大人を試す場合があります。

少しわがままを言ってみて、大人がわがままを聞き入れようか迷う姿があれば、さらに、子どもの要求が強くなります。子どもの泣くという行為自体が、大人から買ってもらうための作戦かもしれません。

かしこいお子さんだと、どうすれば買ってもらえるかと考え、あの手この手で要求してきます。その「買って買って」攻撃に大人は動じず、感情的にならずに毅然(きぜん)とした態度で、「買わないよ」と対応する必要があります。

作戦3:親が買わない理由を丁寧に説明する

子どもに「買って買って」とおねだりされたときに、親が、「ダメ!」と言い放つだけでは、子どもは心から納得することができません。また、親のダメの回数が多くなると、子どものがまんする気持ちがなくなってきます。

子どもが「買って買って」とねだるものが、年齢に合わずにまだ早いというものであれば、その物の危険性や壊れやすさなど、親が心配する点を伝えましょう。

また、ねだるものが高額なものである場合は、その金額の大きさを、親が例えてあげましょう。「この値段は、牛乳パックの牛乳20本分になるんだよ」や、「○○ちゃんの1年分のおこづかいで買える金額だよ」と、別の物に例えて説明してあげましょう。

まだ小さい子どもは、お金の価値が分かっていません。また、泣いて甘えれば、なんでも買ってもらえるもんだと思っているかもしれません。お金の価値が分かる、別のものさしを用意してあげましょう。

そして、親が子どもへ買えないことを説明をするときに、もっとも大切なことは、子どもへの愛情を示すことです。

「この物を買うことによって、明日からごはんのおかずが一品なくなるかもしれない。そしたら、○○ちゃんはおなかがすくよね。おなかがすくだけじゃなくて、人は、ご飯を食べないと病気になっちゃうんだ。

お母さんやお父さんは、○○ちゃんのことをすごく大切にしているから、病気にはなってほしくないんだよ。」と、子どもを思う気持ちを伝えてあげましょう。

「ダメ」という拒否の言葉や、まわりくどい理屈よりも、愛情を伝えてあげた方が子どもにとって効果的です。

作戦4:100円から練習をする

子どもが何かを買ってほしいと思う気持ちが芽生えたら、お金について学ぶチャンスと考えてみましょう。買うという行為に、子どもが興味を示した瞬間です。

買い物に行くときに、子どもに100円を渡します。「この100円で買えるものを買ってもいいよ」と、声をかけましょう。

100円までと、個数ではなく、金額で区切ることがポイントとなります。子どもが、お店の値札を見て、買えるかどうか考えると算数の勉強にもなります。レジでのお会計を子ども自身ができると、社会の学習にもなります。

子どもへおこづかいを渡して、お金のことを学ぶのは、早ければ早い方がいいと言われています。おこづかいは、いつからどのようにあげると良いのでしょうか。気になる方は、合わせて関連記事をお読みください。

小学生のお小遣いはいつからあげればいいの?ズバリお答えします!

2019年3月8日

作戦5:子どもに自分の財布を持たせる

3才以上の子どもには、自分の財布を持たせるとよいでしょう。いつも手渡しをしていた100円を、財布に入れて保管するように教えるのです。

財布に入れておいた100円を使わなければ、お金は貯まっていく。今、お菓子を買うのをがまんすれば、前から欲しかったおもちゃを買えるかもしれない。

そういった貯金の感覚を身につけることができます。また、財布にあったお金がなくなるという経験をすることも大切です。

お金は使ったらなくなるという感覚を学ぶ

「自分の財布からお金を出して使う」⇒」「財布の中のお金がなくなる」⇒」「お金がなくなったら買えない」

大人にとっては当たり前のような経験が子どもにはまだありません。このような経験を子どもが何度も積み重ねることで、将来、子どもが大人になったときに、むだ遣いをへらしたり、破産したりしないようにします。

子どもの「買って買って」攻撃への反撃 まとめ

売り場で「買って買って」と泣きじゃくる子どもは、お金の教育を始めて、成長させるチャンスです。泣くほど、本人にとっては真剣なことです。大人がきちんと受け止めて、何がいちばんわが子のためになるのか考えてみてください。

子どもは日常の買い物についても日々勉強です。実際に、買い物をしてみないと分からないことがたくさんあります。子どもの力を伸ばしてあげましょう。

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