学校の35人学級のクラスで、人と人が同じクラスになる確率はどれくらいでしょうか。
世界規模で考えると、とてつもなく奇跡のような確率となります。
どれくらいの確率なのか、想像をふくらませてみてください。
世界の人口から考える同じクラスになる確率
まず、世界にはどれくらいの数の人がいるのでしょうか。
答えは・・
70億人です! (国際連合「世界人口白書」より)
(35億じゃないよ。)
今、この瞬間でも、世界では多くの新しい命が生まれているので、世界の人の数はどんどん増えています。
つまり、あるクラスのメンバーとして35人が集まる確率は、「70億分の35」となります。
数字にするとこんな感じ。
35/7000000000
ん~あまりピンときませんね。では、場所から考えてみましょう。
場所から見る同じクラスになる確率

地球の外には何があるでしょう。
宇宙ですね。
宇宙には、数えきれないほどの星があります。
その中で、たった一つだけ「地球」という星があります。
地球という星の中にも、いくつもの国に分かれていて、地球には、196か国の国があります。

さらには、その196か国の中に「日本」という国が一つだけあります。
さらに、日本という国の中には、学校が約40000校あります。
その40000校の一つがあなたの学校で、全校児童の何百人といううちの35人なのです。
クラスにいる中の1人でも、1年、早く生まれたり、遅く生まれたりしたら、この35人はそろいません。
これは、奇跡的な出会いであり、当たり前のことではありません。
同じクラスのメンバーとして集まることは、まぎれもない奇跡なのです。
友達・仲間と同じクラスになる確率 まとめ
1つの35人クラスのメンバーとして集まった人は、70億人のうちの35人です。これは、何かが一つでも違っていたら、隣の席の人と巡り合うことはなかったかもしれません。
地球は65億年の歴史があります。たった1年間だけの間に生まれた子どもたちが、無限に広がる宇宙の中の1点の教室で出会ったのです。
こんな奇跡はあるでしょうか、と思いたくなるくらいの出会いなのです。
だからこそ、この奇跡を価値あるものとし、同じクラスになったメンバーを大切な仲間として、受け入れるべきです。
これからも一緒に過ごす同じクラスの友達、仲間を大事にしてあげてください。
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