“子どもが、学校のテストで100点や満点を取ったら、100円!”という話はよく聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回は、子どものちょっとした頑張りを応援するLさん家庭のおこづかい事情を紹介します。
お子さんがテストで満点を取ったら、お小遣いをあげようかなと思っている方や、お子さんの学習のモチベーションを上げたいと思う方は、ぜひお読みください。
Lさん家庭のおこづかい事情
お子様の年齢もしくは学年
息子、10歳(今年5年生)
1回にあげるおこづかいの額
不定額。お手伝い、テストの点数など。
おこづかいを与える間隔
不定期
おこづかいとお手伝いの関係性
上記以外でお小遣いをあげることはしません。お金の価値がわかるまでは簡単にあげません。
Lさん家庭のおこづかい教育の内容
我が家は「少し頑張らないといけないこと→報酬」といった感じで、お小遣いをあげています。お年玉も親からはあげてません。
例えば、「朝のゴミ捨て3回50円」や「テストの点数=お小遣い」など、自分から進んでしないこと、少し嫌だと感じること…を頑張って乗り越えたときに、お小遣いをあげるといったような具合です。
「お皿洗いやるからお小遣いちょうだい!」など、子どもからの提案は受け付けません。子どもが、やってみたい、得意だということは報酬がなくても楽しいのでやれます。
こういったことに、報酬をあげてしまうと楽な方にしか考えなくなります。
「次の試合でゴール決めたら」なども、本人が好きでやっている習い事なので対象外です。
ただし、テストは日々の努力の結果なので、漢字の小テストは満点を取ったら50円としています。これは低学年のときに、漢字が得意だと感じた気持ちを忘れてほしくない、自信を維持させたいという思いで、お小遣いの対象にしました。
科目ごとのまとめテストは、”表100点=100円、裏50点=50円、両面満点300円”。小学校は小テストを含め、テストが多いので、とっても稼げます。
テストに報酬をつけると、日々の家庭学習も、テストに向けた内容ができて、毎日、何をしようか悩まずにすみます。親子で目標ができるので、勉強でわからないところがあれば、子どもからから質問してくれます。
テスト後は、子どもの苦手部分が親も把握できるので、アドバイスしやすくなりました。また、テストへの意識も高まったように感じます。これはあくまでも、うちの息子の性格や生活態度から考えたお小遣いのあげかたです。
高学年になると、学校の方針で宿題ではなく家庭学習になり、自分で学習の内容を考えなくてはならなくなったのがきっかけかもしれません。
そして、子どもは必ず大人になります。
そこを踏まえて、お金の面では甘やかしたくない。お金の価値を理解してほしいといったことが我が家のお小遣いの基本です。親としては、家でのお小遣いでお金のことも学んでほしいなと。
もうすぐ5年生ですが、最近は、お金のことについてすごく素直だなと思います。お金の価値を理解してきたように感じます。子どもの「買って買って」も、ほとんどないので、物の価値などの理解は10才ころなのかな?っと思っていたところです。
特に、小学校で習う漢字は、1年生では約80字、2年生では約160字になります。さらには、1年生から4年生までの既習漢字を合わせた数は600字以上となるため、4年生あたりから漢字に苦手意識をもち始める子が出てきます。
ドリル形式で、コツコツと取り組む学習には、お小遣いをかけ合わせると、モチベーションを継続する効果がありますね。
また、お子さんも、そろそろ10才と物の価値が理解してきたようなら、定期的なおこづかいを与えて始めても良いかなと思いました。詳しくは、このサイトの関連記事をお読みください。
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