年収1000万円をもらえる人は、裕福な生活をしていると思われますが、実ではそうでもないのはご存知ですか?
なぜ、年収1000万円ももらっていて、生活が苦しくなるのか説明します。
今回は、こちらの記事を参考にしました。年収1000万円の人の39%が生活が苦しいと感じるときがあるようです。
日刊SPA!年収1000万円でも39%が家計は苦しい…なぜ?今まで、自分と人との年収を比べて落ち込んだことがある人や、日頃から年収にこだわる人は、ぜひお読みください。
年収1000万円の人でも、生活が苦しいと感じる原因
年収1000万円の人の生活が苦しくなる原因、
それは見栄です。
1000万円の年収があると、ついつい高い物を買ったり、他の商品と見比べる「合い見積もり」をせず、狭い視野で買い物したりとなりやすくなります。
また、周りの人の生活レベルも高いため、海外旅行の話やブランドものの話が多くなります。やはり、どうしても生活のレベルを上げてしまいます。
年収1000万円の生活になって、増える出費とは
年収1000万円になると増える出費のランキングです。
- 食費・・36.4%
- 交際費・・33.2%
- 教育費・・32.1%
- 住宅費・・21.3%
- 趣味などの支出・・20.0%
食費や交際費など、周りの人に合わせた生活をするため、背伸びをした生活になりがちです。また、育児にも影響し、子どもを、小さいうちから英語塾に通わせたり、プログラミング教室に入れたりと、教育費もかさむようになります。
また、人は年収が高くなると住宅費が高くなる傾向があります。住宅費の場合は、特に注意が必要です。一度、高級マンションに入居したり、大きな住宅を購入してしまうと、その後も家賃や固定資産税を払い続けなければなりません。
少し年収が下がった、あるいは、もう少し生活を楽にしたいと思って、簡単に家を出ることは難しいです。一度、高い水準の住居に入ってしまうと、平均的な家に引っ越すのは、心の面でも容易ではありません。
年収1000万円の人の生活が苦しい まとめ
年収1000万円になると、税金も多くと取られるため、手取りでは700万円前後となります。ちなみに、年収400万円の人の手取りは、320万円前後です。
ざっくりとした計算ですが、年収から引かれる税金だけでも220万円近く多く払っています。それでも、周りと合わせた生活レベルを高くしようとすると、貯蓄がほとんどできません。
私自身は、年収は1000万円には到底およばない年収です。一時期は、年収1000万円の生活に憧れたこともあります。しかし、年収が高いと本当に幸せなのでしょうか。
「幸せ」については、合わせて関連記事をお読みください。
あくまで個人的な意見ですが、年収1000万円の生活にこだわり、鬼のように働き、家庭をかえりみず仕事をするよりも、平均的な収入で、贅沢はしなくてもいいから、家族との時間を大切にする方が豊かな人生になると私は思います。
今の年収に満足をしていない方は、本当に年収が上がれば満足できるのでしょうか。なにが自分にとって大切かを考えてみてください。
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