お子さんが中学生になったら、どんなことにお金を使うのでしょうか。
今回は、Tさん家庭の中学生のおこづかい事情を紹介します。
中学生になる前のお子さんをもつ方は、大変参考になると思います。
Tさん家庭のおおまかなおこづかい事情
お子様の年齢もしくは学年
14歳 中学2年生
1回にあげるおこづかいの額
月3,000円:中学生から学年×1000円+1000円
おこづかいを与える間隔
月に1度
おこづかいとお手伝いの関係性
お手伝いとの関係はないが、前の月のレシートを元に使った金額を紙に書いて提出、自分の部屋の掃除ができたら翌月分を渡す。
Tさん家庭のおこづかい教育の内容
子どもが中学生になった時に、おこづかいは学年×1,000円+1,000円と決めました。つまり中学1年生は2,000円、中2は3,000円、中3は4,000円です。
中学生のおこづかいの金額については、よくママ友とのおしゃべりの中でも出てきます。
中学生のママ友との共通の悩みごとの一つですが、
実際に、子どもが中学生になってみると、公立中学校に通い、部活動をしている場合、 普段、あまりお金を使う必要がないことがわかりました。
使う必要がないというより、部活動や塾で忙しく使う時間がない、といったところかもしれません。
我が家の場合、学用品や部活で使うシューズ・用具・試合のための交通費、学業に必要な書籍などは親が出しています。
そうなると子どもがおこづかいを必要とする場面はあまり多くありません。
ただ、自分で自由に使えるお金を渡して、自分でお金を使う経験はきちんとさせたいところです。
我が家の場合は、月初めにおこづかいを渡すのですが、
前の月に使ったお金のレシートを添付し、いつどこで何に使ったのか、
メモ書きでいいので書かせています。
このことで、自分がどのようにお金を使っているかを見直すことができ、
また親として子どもの金銭感覚を知ることができます。
中2の娘が毎月使う額は2,000円程度です。その中身は、
- 仲の良いお友達の誕生日プレゼント:数百円程度
- 時々ハーゲンダッツのような高級アイスを一人で食べたくなる:300円程度
- 部活の試合の打ち上げのご飯代:1,000円程度
- 夏祭りや秋祭りなどの模擬店代:年に数回1,000円程度
- キャラ付きの付加価値のある文房具は自費:数百円程度
などです。
私は子どものその報告メモを見ながら、本当に必要だったか聞くこともあります。 よく挙がるのがキャラクターが描かれているだけで100円値上がる文房具です。
「本当にその絵が描かれているのが必要なのか」、「物の本質はどこにあるのか」ということを聞きます。
子どもの遊び心を大切にしつつも、限りある資産でいかに有効活用するか、
少しずつ考えていって欲しいと思うからです。
それを続けていたら、いつの間にか100円ショップをうまく利用できるようになりました。
100円ショップで買っていいもの、きちんとした道具として買った方がいいものを 少しずつ見極められるようになってきました。
ここで、「いつ・どこで・何に」に加えて、「何のために」を意識して、お金を使うのかということが考えられるようになってきたのかなと思っています。
余ったお金は自分でストックしておきます。お年玉の年間20,000円の持ち金と合わせて貯めておき、年に2回ほどお友達と遊園地に行く時など、スペシャルなことに使っています。
また、月初めのおこづかいを渡す前には自分の部屋を整理整頓し、掃除をしなければ渡さない、というルールもあります。
子どもの部屋の汚さも中学生ママの共通の悩みですが、おこづかいを餌にその悩みを解消しています。
今後の我が家のおこづかい計画ですが、金額はその年齢に合わせて見直しを考えていきますが、収支の報告だけは続けようと思っています。
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