私が中学3年の時の話です。
当時、弟は小学6年生でした。
当時も現在と変わらず、弟とはそれなりに仲が良く、よく一緒に遊んだりしていました。
今はもう何が原因でけんかをしたのか、忘れてしまいましたが、
2階の子ども部屋で遊んでいる最中、ちょっとしたことから口げんかとなりました。
ー2階の子ども部屋で、けんかの最中ー
弟「お前なんかこ〇してやる」
私「どうやってやるの?」
弟「ベルトでしめこ〇す」
私(力では絶対に負けないから、そんなことできるわけない笑)
「やれるならやってみろよ」
弟「わかった!」
-下の階に向かう弟-
弟「お父さーん!ベルトない?」
お父(おとう)「何に使うんだ」
弟「兄ちゃんころすー!」
お父「おう。わかった。じゃあ、これを持っていきな」
弟「わかった!」
ーお父から受け取ったものを手にして、2階へ上がる弟ー
「ガチャ」
ドアを開けた弟が手にしていたものは、包丁
めちゃくちゃ驚きました!少し死を覚悟しました。
しかし、私は、弟にはそんなことができるわけがないと思い、
私「やれるもんならやってみろよ」と強気に出ました。
包丁を手にしたまま固まる弟。
すると、
お父「なら、俺がやってやるわ!!!」
まさかの部屋にお父登場。
これには、私も落ち着いていられなくなり、土下座して許しを得ました。
当時のお父は、兄弟げんかなんかせず、兄が弟に優しくしなさいという気持ちだったようです。
それ以降、兄弟げんかも少し減ったように思います。
今では、良い思い出です。
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