「もっと幸せになりたいな」や、「日本の明るい未来は、」なんて言葉をよく耳にしますよね。では、幸せって一体何でしょう?
実は、幸せについて日本だけでなく、世界的に研究が進められてるんです。
幸せってなに?
幸せは3つの観点から決まる
日本は、幸福度を比べる際に基準となるものを大きく3つに分けました。それは、「経済」、「心身の健康」、「人とのつながり(関係性)」です。
- 経済・・年収が〇〇〇万円だとか、娯楽に使える費用はいくらあるなど、お金を持っている人はなんとなく裕福に見えます。
- 心身の健康・・体の病気の有無だけでなく、うつ病などの心の病も含みます。まずは何より健康が大切です。
- 人とのつながり(関係性)・・ストレスをいちばん感じるのは、やはり人間関係です。職場や学校、家庭、地域、友人、恋人など、人とのつながりがうまくいっている人は幸せに見えます。
世界幸福度ランキング
日本は、世界から見ても経済的先進国ですが、日本の幸福度は何位だと思いますか?
1位 フィンランド
2位 ノルウェー
3位 デンマーク
18位 アメリカ
54位 日本
57位 韓国
86位 中国
世界幸福度報告書2018年
教育費、医療費が無料で、自然豊かなフィンランドが1位となりました。この調査は、国の主観の部分が大きいので、人生を楽しめていると前向きに考えられる人が上位の国に多いのです。
経済大国の日本は豊かでありながら、幸福度は低いように感じられます。
一方同じく、中国も経済大国の一つなのですが、幸福度は下位となっています。いくらお金があっても、お金がすべてではないと言えます。
これからの社会に必要なもの
働き世代の幸福度の上昇が必要
日本とアメリカの「年齢による幸福度の推移」を表したグラフがあります。

日本は、学生時代の幸福度が高く、社会に進出していく世代になるほど、幸福度が下がっていきます。反対に、アメリカは、社会人になりたての頃は苦労して幸福度が下がりますが、その後は右肩上がりになっています。
日本において、働き世代の幸福度が下がっていくのが気になります。
私の知る、バリバリ働いていた先生も、中学校の学年主任で、学校の中でも大事な仕事を任されていたのですが、よく「楽しいことはないかな」とつぶやいていました。
幸せになるためには
これからの社会は、移り変わりが激しく、予想困難な時代へと突入していきます。私たちはこの5つを身につければ、幸せに近づくのではないでしょうか。
- 知識や技術、知恵
- 健康
- コミュニケーション力
- 協調性
- お金
仕事や学校で、知識や技術があることにより、生活を充実したものにすることができます。そのうえで、コミュニケーション力や協調性は必要でしょう。
そして、健康でなければ人生をより楽しむことができません。仕事や学校で、負担が大きくなるのでは、無理は避けるべきです。ますは、自分の健康を大事にしましょう。
そして、いつの時代も、やはりお金はある程度は必要です。ムダ遣いや豪遊など、浪費をしていたら、本当の意味で幸せにはなれません。
あなたにとって幸せはなにか?時折、立ち止まって考えてみてください。
ただやみくもに働くだけが、幸せではないでしょう。
いかに人生を楽しむか、楽しみ方は人それぞれ違います。それを人生のテーマにしても良いのではないでしょうか。
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